堕天使、恋に落ちる
仕事に行こうと二人、迎えの車に乗り込もうとする。

「由那!!」
「え?
龍一…?どうして?」
「なんだよ…お前……」

「由那…俺のとこに戻ってこいよ……」
「え…?」
「お前の束縛ちゃんと受け止めるから…」

なんか、様子が変―――――?

「え―――?」
龍一はナイフを握っていた。
「お前っ……何を持って―――」
「お前じゃねぇよ!!俺は由那と話をしてるんだよ!」
「あ?そんな危ないもん持ってる奴に、由那を渡す訳ねぇだろ!?」

「…るせぇ、退け!!!!」
え――――?
龍一が一徹にナイフを向けた。

嫌―――!
一徹が―――!
「やめてぇーーーー!」


――――!!!
「え?」
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