堕天使、恋に落ちる

支配と管理

｢ん……｣
｢由那、おはよ！｣
一徹が綺麗な瞳で見つめていた。
｢一徹…おはよ｣
｢寝顔まで可愛いね……朝からやらしい気分になりそう…｣
一徹はそう言って微笑み、口唇を撫でた。
｢んぁ……｣
一徹の親指が私の口の中に入る。
｢キスならしていいよな…？｣
｢ンンン……！はぁはぁ…苦しぃよぉ一徹｣
｢ごめん……幸せで…！｣
｢もう////｣
一徹の笑顔はなんでも許してしまいそうだ。

一緒に朝食を食べる。
ダイニングテーブルではなく、ソファーで食べよと言うので、ソファー下のカーペットに並んで座って食べていると、
｢ねぇ、由那…｣
｢ん？何？一徹食べないの？｣
｢もちろん、食べるよ！ただね、もう俺は由那と片時も離れたくない。だからこっち来て！｣
｢え？うん…｣
一徹は自身の膝をポンポンとして、
｢由那の席はここね！｣
と言う。
｢え？膝の上？そこで食べるの？｣
｢そうだよ。由那の基本的な定位置だよ！｣
｢で、でもこれじゃ一徹食べにくいでしょ？｣
｢じゃあ由那が食べさせて…！｣
｢一徹って甘えたさん？｣
｢そう。由那だけには甘えん坊！｣
｢もう////馬鹿…！｣