堕天使、恋に落ちる
あるタワーマンションの最上階。
一徹と私もタワーマンションの最上階が自宅だか、ここはそれよりも階数が高い。
まだ一徹に抱きかかえられたままエレベーターに乗った。
エレベーターで上がるだけで数分かかる。
「凄いね!一徹も凄いけど……」
「今から会う人は、俺の友人でみんな“神”って呼んでるんだよ。本名は神石 命(みこと)って言って、まさに“神”だろ?」
「そうね」
「俺は命って呼んでるけど、由那も好きに呼んであげて!あ、でも必要以上に話さないでね。嫉妬しちゃうから」
「わかった。私には一徹だけだから、安心して?」
「うん」
チン―――
エレベーターが着いて、下りた。
「一徹。もう歩けるから下ろして!」
「それはダメ!命にも見せつけておかないといけないから、ずっとこのままだよ」
「えーやだ!」
「ダーメ!そのお願いは却下!」
玄関前で、暗証番号を一徹が押す。
カチッと鍵があく音がして、中に入った。
一徹と私もタワーマンションの最上階が自宅だか、ここはそれよりも階数が高い。
まだ一徹に抱きかかえられたままエレベーターに乗った。
エレベーターで上がるだけで数分かかる。
「凄いね!一徹も凄いけど……」
「今から会う人は、俺の友人でみんな“神”って呼んでるんだよ。本名は神石 命(みこと)って言って、まさに“神”だろ?」
「そうね」
「俺は命って呼んでるけど、由那も好きに呼んであげて!あ、でも必要以上に話さないでね。嫉妬しちゃうから」
「わかった。私には一徹だけだから、安心して?」
「うん」
チン―――
エレベーターが着いて、下りた。
「一徹。もう歩けるから下ろして!」
「それはダメ!命にも見せつけておかないといけないから、ずっとこのままだよ」
「えーやだ!」
「ダーメ!そのお願いは却下!」
玄関前で、暗証番号を一徹が押す。
カチッと鍵があく音がして、中に入った。