堕天使、恋に落ちる
*****一徹 side*****
予感はしていた。
命のことだ。
命が、由那に興味を示すだろうと。
だから紹介してほしいと言われた時に、一度だけだと約束させていた。
「一徹のお願いは、なんでも叶えてあげるよ?でもちゃんと会わせて!一徹の本命に」
「いいよ。一緒に仕事する相手なんだから。でも一回きりだ!それ以上は会わせない!約束しろ!」
と。
アイツの事は手をとるようにわかる。
命と俺はある意味双子のような関係だ。
お互いがお互いことを、一番よくわかっている。
だから、お互い助け合って生きてきた。
案の定由那に興味を示し、あろうことか触ってきた。
「おい…!命……」
怒りが黒いオーラのように出てくる。
「あ、ごめん。一徹、そんな怒んないで?まさかここまでとは思ってなかったから、つい……」
命もそれを察して、おとなしく引き下がった。
もちろん俺から由那を取るようなことはしない。
俺を怒らせてはいけない。
その絶対的な制約が、命達の世界にはあるから。
そう、この世界に俺を怒らせて、良い事は一切ない。
*****一徹 side・終*****
予感はしていた。
命のことだ。
命が、由那に興味を示すだろうと。
だから紹介してほしいと言われた時に、一度だけだと約束させていた。
「一徹のお願いは、なんでも叶えてあげるよ?でもちゃんと会わせて!一徹の本命に」
「いいよ。一緒に仕事する相手なんだから。でも一回きりだ!それ以上は会わせない!約束しろ!」
と。
アイツの事は手をとるようにわかる。
命と俺はある意味双子のような関係だ。
お互いがお互いことを、一番よくわかっている。
だから、お互い助け合って生きてきた。
案の定由那に興味を示し、あろうことか触ってきた。
「おい…!命……」
怒りが黒いオーラのように出てくる。
「あ、ごめん。一徹、そんな怒んないで?まさかここまでとは思ってなかったから、つい……」
命もそれを察して、おとなしく引き下がった。
もちろん俺から由那を取るようなことはしない。
俺を怒らせてはいけない。
その絶対的な制約が、命達の世界にはあるから。
そう、この世界に俺を怒らせて、良い事は一切ない。
*****一徹 side・終*****