堕天使、恋に落ちる
*****一徹・命 side*****
「寝た?天使ちゃん」
「だな」
一徹の膝の上で身体を預けて眠っている、由那。
「可愛いね…でもさ、横にしてあげたら?その体勢じゃかわいそうだよ!」
「やだ。由那温かいし、気持ちーし、なにより離したくない」
「さようですか(笑)ほんと好きなんだな?」
「愛してるよ!苦しい位」
由那を見る一徹の表情。
命は不思議な気分になっていた。
こんなに恐怖を感じない一徹は、初めてだから。
「もし……
もし俺が死ぬようなことがあったら、由那のこと頼むな…!命なら、託してもいい」
「一徹?
うーん。それは無理だと思うよ…」
「なんでだよ?じゃあさっきの守りたいってやつ、嘘かよっ!」
「そうじゃなくて。一徹が俺より先に死ぬとは思えないし、もし死んだら天使ちゃん、迷わずその場で首切ると思うよ!」
「そうか…」
「逆だって、そうでしょ?
だから、死ぬ時は天使ちゃんも連れてってあげなよ!」
「だな(笑)わりぃ…変なこと……」
「俺が守りたいって言ったのは、一徹ありきだよ!まぁ確かに俺のモノにできたらなとは思うよ。でも無理じゃん!」
「当たり前だ!命にだって、やらねぇよ!」
「フフ…」
二人で笑い合った。
「あとさ、鏡子と志穂だけど」
「あ?」
急に雰囲気が黒くなる、一徹。
「使いもんになんないよ…」
「そうか」
「まぁ、一応報告だけ!後は海外にまわすよ!」
「勝手にしろ!」
「だね。二人とも不運だね…?天使ちゃんに手を出したばっかりに…」
「自業自得だ」
「まぁね」
そう、一徹を怒らせるともう普通の生活はできない。
死ぬよりも辛く苦しい毎日が待っているのだ。
*****一徹・命 side・終*****
「寝た?天使ちゃん」
「だな」
一徹の膝の上で身体を預けて眠っている、由那。
「可愛いね…でもさ、横にしてあげたら?その体勢じゃかわいそうだよ!」
「やだ。由那温かいし、気持ちーし、なにより離したくない」
「さようですか(笑)ほんと好きなんだな?」
「愛してるよ!苦しい位」
由那を見る一徹の表情。
命は不思議な気分になっていた。
こんなに恐怖を感じない一徹は、初めてだから。
「もし……
もし俺が死ぬようなことがあったら、由那のこと頼むな…!命なら、託してもいい」
「一徹?
うーん。それは無理だと思うよ…」
「なんでだよ?じゃあさっきの守りたいってやつ、嘘かよっ!」
「そうじゃなくて。一徹が俺より先に死ぬとは思えないし、もし死んだら天使ちゃん、迷わずその場で首切ると思うよ!」
「そうか…」
「逆だって、そうでしょ?
だから、死ぬ時は天使ちゃんも連れてってあげなよ!」
「だな(笑)わりぃ…変なこと……」
「俺が守りたいって言ったのは、一徹ありきだよ!まぁ確かに俺のモノにできたらなとは思うよ。でも無理じゃん!」
「当たり前だ!命にだって、やらねぇよ!」
「フフ…」
二人で笑い合った。
「あとさ、鏡子と志穂だけど」
「あ?」
急に雰囲気が黒くなる、一徹。
「使いもんになんないよ…」
「そうか」
「まぁ、一応報告だけ!後は海外にまわすよ!」
「勝手にしろ!」
「だね。二人とも不運だね…?天使ちゃんに手を出したばっかりに…」
「自業自得だ」
「まぁね」
そう、一徹を怒らせるともう普通の生活はできない。
死ぬよりも辛く苦しい毎日が待っているのだ。
*****一徹・命 side・終*****