お日さまみたいな温かい君に包まれて
雪塚さん達を見送り、母と一緒に教室に入る。
先生に挨拶して、面談用に並べられた真ん中の席に着席。
ふぅ、緊張してきた……。
どうか、クラスで10番以内に入ってますように。
「それでは、面談始めていきます。まずは成績表をお渡ししますね」
全教科の成績が書かれた紙が目の前に出された。
左から順に目を通していく。
現代文が……4⁉
数学が3、英語も3……おおっ! けっこういいんじゃないか⁉
「清水くんの成績は、クラスで10番目ですね」
「マジですか⁉ よっしゃぁ! 先生ありがとう!」
嬉しさのあまり、大声を上げてしまった。
いっけねっ、まだ廊下に誰もいないからって、つい叫んじゃった。
隣のクラスに聞こえちゃったかな。
「『先生ありがとう』って……景斗が頑張った結果でしょう」
「フフフ、そうですね。清水くん、期末で点数がぐんと伸びてますから。ここ最近の授業中の正答率も上がってますし」
「えへへ」
願いが叶って、そして褒められて、ニヤニヤが止まらない。
織姫様、彦星様、ありがとうございます……。
窓の外の曇り空に向かって心の中でお礼を呟いた。
先生に挨拶して、面談用に並べられた真ん中の席に着席。
ふぅ、緊張してきた……。
どうか、クラスで10番以内に入ってますように。
「それでは、面談始めていきます。まずは成績表をお渡ししますね」
全教科の成績が書かれた紙が目の前に出された。
左から順に目を通していく。
現代文が……4⁉
数学が3、英語も3……おおっ! けっこういいんじゃないか⁉
「清水くんの成績は、クラスで10番目ですね」
「マジですか⁉ よっしゃぁ! 先生ありがとう!」
嬉しさのあまり、大声を上げてしまった。
いっけねっ、まだ廊下に誰もいないからって、つい叫んじゃった。
隣のクラスに聞こえちゃったかな。
「『先生ありがとう』って……景斗が頑張った結果でしょう」
「フフフ、そうですね。清水くん、期末で点数がぐんと伸びてますから。ここ最近の授業中の正答率も上がってますし」
「えへへ」
願いが叶って、そして褒められて、ニヤニヤが止まらない。
織姫様、彦星様、ありがとうございます……。
窓の外の曇り空に向かって心の中でお礼を呟いた。