お日さまみたいな温かい君に包まれて
各自、自分の職場へ移動。
松尾さんと竹村先輩と一緒に、園内にあるレストランへ向かう。
「今日は雲が多いですね~。雨降りますかね?」
「予報では昼から晴れるって言ってたから、多分大丈夫じゃない?」
「しまった……日焼け止め塗ってくるの忘れた……」
またまた肩を落とした竹村先輩。
今日は室内だから日焼けはしないと思うけど……。
梅ちゃんのことを考えすぎて忘れちゃったんだな。
「清水くんは最近どうなんだ? 好きな子いるんだろ?」
「えっ」
「おっ! 何か進展あった?」
右隣には、ニヤリと口角を上げている松尾さん。
左隣からは、先輩のガッチリした腕が回ってきて、完全に逃げ場ゼロ。
うわぁぁぁ、ロックオンされたぁぁ。
「実は……7月の花火大会に一緒に行くことになったんですよ」
「マジ⁉ おめでとー!」
「夏祭りデートか。良かったな」
両隣から祝福され、思わず頬が緩む。
同時に、雪塚さんの顔を思い出して顔の熱がボンッと上がった。
落ち着くんだ景斗!
もうすぐ仕事なんだから、私情を挟んではいけない!
平常心、平常心……。
心の中でブツブツと呟きながらレストランへ足を運んだのだった。
松尾さんと竹村先輩と一緒に、園内にあるレストランへ向かう。
「今日は雲が多いですね~。雨降りますかね?」
「予報では昼から晴れるって言ってたから、多分大丈夫じゃない?」
「しまった……日焼け止め塗ってくるの忘れた……」
またまた肩を落とした竹村先輩。
今日は室内だから日焼けはしないと思うけど……。
梅ちゃんのことを考えすぎて忘れちゃったんだな。
「清水くんは最近どうなんだ? 好きな子いるんだろ?」
「えっ」
「おっ! 何か進展あった?」
右隣には、ニヤリと口角を上げている松尾さん。
左隣からは、先輩のガッチリした腕が回ってきて、完全に逃げ場ゼロ。
うわぁぁぁ、ロックオンされたぁぁ。
「実は……7月の花火大会に一緒に行くことになったんですよ」
「マジ⁉ おめでとー!」
「夏祭りデートか。良かったな」
両隣から祝福され、思わず頬が緩む。
同時に、雪塚さんの顔を思い出して顔の熱がボンッと上がった。
落ち着くんだ景斗!
もうすぐ仕事なんだから、私情を挟んではいけない!
平常心、平常心……。
心の中でブツブツと呟きながらレストランへ足を運んだのだった。