お日さまみたいな温かい君に包まれて
具合が悪かったのかなと、顔色をうかがおうとしたその時──。
「……!」
見間違いかと目を疑った。
スカートがめくれ上がって露わになった太もも。
そこには、右腕にもあった青いアザが。
「それ、どうしたの……?」
「……っ!」
尋ねた瞬間、バッと起き上がって隠されてしまった。
見られて恥ずかしかったのだろうか、それともまずかったのだろうか。
先程尋ねた時とはうって変わって動揺している。
「まさか……誰かに殴られた?」
「いや、これもぶつけたの。痛くないから大丈夫だよ」
笑顔で返答されるも、不安が募る。
ただぶつけただけ。
そう思いたいけど、ずり落ちた靴下から見えたふくらはぎにも、同じ色のアザがあった。
雪塚さんはおっちょこちょいじゃないし、それに文化部だから、しょっちゅうアザができるほどの激しい運動はしていないはず。
あまり問い詰めたくないけど、今まで何もなかったのに、いきなり複数のアザが現れたんだ。
心配しないほうがおかしい。
アザの色からすると、今月……GW中にできたのか……?
「……!」
見間違いかと目を疑った。
スカートがめくれ上がって露わになった太もも。
そこには、右腕にもあった青いアザが。
「それ、どうしたの……?」
「……っ!」
尋ねた瞬間、バッと起き上がって隠されてしまった。
見られて恥ずかしかったのだろうか、それともまずかったのだろうか。
先程尋ねた時とはうって変わって動揺している。
「まさか……誰かに殴られた?」
「いや、これもぶつけたの。痛くないから大丈夫だよ」
笑顔で返答されるも、不安が募る。
ただぶつけただけ。
そう思いたいけど、ずり落ちた靴下から見えたふくらはぎにも、同じ色のアザがあった。
雪塚さんはおっちょこちょいじゃないし、それに文化部だから、しょっちゅうアザができるほどの激しい運動はしていないはず。
あまり問い詰めたくないけど、今まで何もなかったのに、いきなり複数のアザが現れたんだ。
心配しないほうがおかしい。
アザの色からすると、今月……GW中にできたのか……?