お日さまみたいな温かい君に包まれて
詳しく聞いたら、脚と同様に、腕のアザもその時にできたらしい。
原因がわかり、胸を撫で下ろした。
「あ……じゃあなんでここにいたの?」
「ちょっとフラフラしてたから。もう平気だから心配しなくていいよ」
そう言い残して、彼女はベッドからピョンと下り、先に保健室から出ていった。
フラフラしてたんだ。授業終わりに話したのに全然気づかなかった。
体育で張りきりすぎたのかな。
その後、戻ってきた先生に絆創膏をもらい、彼女の後を追うように保健室を後にした。
「ん~っ、終わったぁ~」
5時間目。
教科書とノートとにらめっこして、チャイムが鳴る5分前に課題を終わらせることができた。
教壇にプリントを提出し、席に戻ろうとくるりと振り向く。
すると。
「この問題はこの公式を使うといいよ」
「あぁ、なるほど。ありがとう西尾くん」
1番後ろの席で、東馬と雪塚さんが机をくっつけて仲良く勉強している姿が目に入ってきた。
いいなぁ。 俺も仲間に入れてほしかった!
隣同士はいちいち席移動しなくて済むからいいよなー!
……でも、2人とも優等生だから、多分一緒に勉強してもペースについていけねーな。
原因がわかり、胸を撫で下ろした。
「あ……じゃあなんでここにいたの?」
「ちょっとフラフラしてたから。もう平気だから心配しなくていいよ」
そう言い残して、彼女はベッドからピョンと下り、先に保健室から出ていった。
フラフラしてたんだ。授業終わりに話したのに全然気づかなかった。
体育で張りきりすぎたのかな。
その後、戻ってきた先生に絆創膏をもらい、彼女の後を追うように保健室を後にした。
「ん~っ、終わったぁ~」
5時間目。
教科書とノートとにらめっこして、チャイムが鳴る5分前に課題を終わらせることができた。
教壇にプリントを提出し、席に戻ろうとくるりと振り向く。
すると。
「この問題はこの公式を使うといいよ」
「あぁ、なるほど。ありがとう西尾くん」
1番後ろの席で、東馬と雪塚さんが机をくっつけて仲良く勉強している姿が目に入ってきた。
いいなぁ。 俺も仲間に入れてほしかった!
隣同士はいちいち席移動しなくて済むからいいよなー!
……でも、2人とも優等生だから、多分一緒に勉強してもペースについていけねーな。