お日さまみたいな温かい君に包まれて
4時間目の授業のノートを東馬に返した雪塚さん。
テストに向けて徹夜で勉強しているのか、ここ最近、目の下にうっすらクマができている。
そういえば前に、『進学したいけどお金が……』って言ってたっけ。
あの時は特待生になるのを諦めてた感じだったけど……。
やっぱり諦めたくなかったから、試験に向けて勉強を頑張り始めたのかな?
「ごめんね。いつもありがとう」
「ううん。また放課後見せるね」
「っ、あのさ! 俺も一緒に勉強したいんだけど……仲間に入れてくれない?」
仲睦まじく話す2人に思い切って口を開いた。
本当は一緒に勉強したかったけど、ペースについていけないだろうと思って、やきもちを妬いてると思われたくなくて、ずっと言い出せなかった。
だけど、雪塚さんの顔を見たら、どうしても気になっちゃって。
見た感じいつも通りだけど、アザの件もあったし。
それにあの時、フラフラしてて休んでたって言ってたから、ちょっと心配している部分もある。
「もちろん! ね! 雪塚さん!」
「うん。一緒に頑張ろう」
「ありがとう……!」
にっこり微笑んだ2人に心の中でガッツポーズをする。
足手まといにならないように、ペースについていけるように。
5、6時間目から気を引き締めておこう。
テストに向けて徹夜で勉強しているのか、ここ最近、目の下にうっすらクマができている。
そういえば前に、『進学したいけどお金が……』って言ってたっけ。
あの時は特待生になるのを諦めてた感じだったけど……。
やっぱり諦めたくなかったから、試験に向けて勉強を頑張り始めたのかな?
「ごめんね。いつもありがとう」
「ううん。また放課後見せるね」
「っ、あのさ! 俺も一緒に勉強したいんだけど……仲間に入れてくれない?」
仲睦まじく話す2人に思い切って口を開いた。
本当は一緒に勉強したかったけど、ペースについていけないだろうと思って、やきもちを妬いてると思われたくなくて、ずっと言い出せなかった。
だけど、雪塚さんの顔を見たら、どうしても気になっちゃって。
見た感じいつも通りだけど、アザの件もあったし。
それにあの時、フラフラしてて休んでたって言ってたから、ちょっと心配している部分もある。
「もちろん! ね! 雪塚さん!」
「うん。一緒に頑張ろう」
「ありがとう……!」
にっこり微笑んだ2人に心の中でガッツポーズをする。
足手まといにならないように、ペースについていけるように。
5、6時間目から気を引き締めておこう。