お日さまみたいな温かい君に包まれて
「ふーん、友達への誕生日プレゼントとか?」
「うん……まぁ、ね」
そう尋ねると、プイッと顔を背けられてしまった。
そんな彼女の様子を、松尾さんは微笑ましそうに見ている。
なんでそんなによそよそしいんだ?
友達への誕生日プレゼントなだけなのに。
ん? 誕生日……? ……もしかして。
「もしかして、俺へのプ……」
「清水くんのじゃないよ。っていうかもう渡したし」
言い終わる前にバッサリ言い切られてしまった。
なーんだ。俺へのプレゼントじゃなかったのか。
ま、それもそうか。誕生日までまだ2週間以上あるし。買うには早すぎるよな。
そもそも、梅ちゃんは俺の誕生日知らないからあり得ないか。
どんな子に渡したんだろう。
あの時の梅ちゃん、めちゃめちゃ幸せそうな顔してお菓子受け取ってたから、ちょっと気になる。
もしかしたら、竹村先輩に渡してたりして。
昨日、先輩の誕生日だったし。
梅ちゃんと竹村先輩、帰り道が同じだから可能性はありそう。
……でも、梅ちゃんは先輩のことは眼中にないから違うかな。
「うん……まぁ、ね」
そう尋ねると、プイッと顔を背けられてしまった。
そんな彼女の様子を、松尾さんは微笑ましそうに見ている。
なんでそんなによそよそしいんだ?
友達への誕生日プレゼントなだけなのに。
ん? 誕生日……? ……もしかして。
「もしかして、俺へのプ……」
「清水くんのじゃないよ。っていうかもう渡したし」
言い終わる前にバッサリ言い切られてしまった。
なーんだ。俺へのプレゼントじゃなかったのか。
ま、それもそうか。誕生日までまだ2週間以上あるし。買うには早すぎるよな。
そもそも、梅ちゃんは俺の誕生日知らないからあり得ないか。
どんな子に渡したんだろう。
あの時の梅ちゃん、めちゃめちゃ幸せそうな顔してお菓子受け取ってたから、ちょっと気になる。
もしかしたら、竹村先輩に渡してたりして。
昨日、先輩の誕生日だったし。
梅ちゃんと竹村先輩、帰り道が同じだから可能性はありそう。
……でも、梅ちゃんは先輩のことは眼中にないから違うかな。