📜✒派遣会社✒📜
それから、奈美はとある場所に行く事になり、気分転換になるかと思った。自分は特別に思っている相手を、引っ叩いてしまった。本当にこのままで良いのか?―――。社長として、人間として、結構、気に入っている相手であるし、いつの日にか、『💝大好き💝』と言っていた。
何故、『💝大好き💝』と言う文字が浮かぶのか、奈美は理解できなかった。理解できないなら、人から教えてもらうこともある。
あの時、ふと付き合っている人がいる、公城幸奈に宣言してしまった。黒田漣と言う、男性でもある。
彼女はどきりとすると、『貴方・・・あの人の・・・何?』と聞いてしまった。その言葉に、『黒田漣』の彼女だと宣言してしまった。その言葉に、奈美はドカーン、と鈍器で頭を叩かれる思いがした。
それから、彼女はふわっと空を見上げると、『なんか・・・流れ星🌠・・・ないかなぁぁ』と泣いた。
彼女はずっと好きだった人と遠距離恋愛していることを隠してしまった。自分が悪いのかしら―――。

『嘘をつくのは・・・遺憾であるし・・・どん底になる・・・だから・・・正直者になりなさい』

両親からそう教わっていた。彼女はスマートフォン📞を取り出すと、ある人に正直に言った。プルルルルと着信が響き渡り、『もしもし・・・』と聞こえた。それから、彼女ははっきりと言った。

『―――貴方に・・・言いたいことがある・・・だから・・・真剣に・・・聞いてほしい・・・』

その言葉に、ある人は吃驚してしまい、『なんだ?お前・・・俺に・・・文句言いに来たのか?』と言う。それから、春日は諦めた様に見やると、『お前は・・・やっぱり・・・漣が・・・好きなのか?』と問い質す。
『―――そうよ・・・あの人の事・・・忘れたくはないし・・・それに――――。』
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