📜✒派遣会社✒📜
それから、ラーメン屋の夫婦が入ってくると、『お邪魔したね・・・大丈夫かい?奈美ちゃん・・・』と言った。
それから、彼女は叔母さんに抱き着くと、わんわん泣き出した。怖かった―――。久しぶりに男性が怖いと思うようになり、彼女は一時間ほど、泣いてしまっていた。その様子に、春日と飛鳥は視線を向けると、『お前には・・・やらないからな・・・』と春日は堂々とした様子で、言ってきた。
それから、彼女は泣き寝入りをしてしまい、そのまま寝かせてもらう事になり、男性陣を呼びつけた。

『君たち・・・言っただろう・・・無理強いしては・・・逃げられるって・・・俺も・・・若いころは・・・そういうのに・・・興味を持ったことはあるが・・・嫁が出来て・・・治っていった筈だよ。だから・・・彼女には、優しく接してあげなさい・・・』

『―――そうよ・・・貴方達・・・愛し方を間違っているわ・・・見ているだけでは駄目だけど・・・相手の嫌がる事をすると・・・誰だって・・・怒りますよ・・・わかったかしら?』

その言葉に、二人は黙ってしまい、ふと互いに自然と視線を向けた。そう思った途端、彼女の家の電話📞から、着信音が轟いてきた。それから、春日は『お・・・お母さま・・・ごめんなさい・・・ちょっと・・・彼女を狙っている奴がいて・・・怪我はしていないけれど・・・ショックで・・・』と言う。

『貴方達に・・・一言言っておく・・・あの子は・・・春日と付き合う前・・・酷い人と付き合っていた・・・そいつも・・・乱暴者だったらしく・・・貴方が・・・適任であったの・・・だけど・・・貴方も・・・却下しないと・・・いけないのかしら?あの子・・・別の子が・・・好きになったの?』

彼氏の筈であるし―――『並河春日』は鈍器で頭を叩かれる思いがしてしまった。
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