ONLYYOU~赤ちゃんのパパは脳外科医、愛してはいけない人を愛してしまいました。~
子連れデート
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「はじめまして・・・和志君…」
和寿さんと和志は初めて顔を合わせた。
和志は私の背中に隠れ、ジッと和寿さんを見てるだけ。
「カズ君のパパだよ…」
「…莉子…俺と…」
「…やっぱり…カズ君にはパパが必要だし」
「そっか…ありがとう…」
和寿さんの眼鏡の奥の瞳には涙が溢れていた。
「おいおい・・・遊びに行く前から・・・泣いてどうするんだ?カズ」
「だって…マキ…」
槇村先生も同伴で四人で『海の中の道海浜公園』へと遊びに行くコトになり、私達の住むマンションまで和寿さんが車で迎えに来てくれた。
「それよりも広瀬さん…その大きなトートバックは何?」
「あ、お弁当です…」
「お弁当か…今日は天気もいいし・・・青空の中で広瀬さんに手作り弁当か…いいね…じゃ行こうか?」
「何で!?お前が仕切るんだ?マキ」
「カズは泣いてるからに決まってんだろ?」
「はじめまして・・・和志君…」
和寿さんと和志は初めて顔を合わせた。
和志は私の背中に隠れ、ジッと和寿さんを見てるだけ。
「カズ君のパパだよ…」
「…莉子…俺と…」
「…やっぱり…カズ君にはパパが必要だし」
「そっか…ありがとう…」
和寿さんの眼鏡の奥の瞳には涙が溢れていた。
「おいおい・・・遊びに行く前から・・・泣いてどうするんだ?カズ」
「だって…マキ…」
槇村先生も同伴で四人で『海の中の道海浜公園』へと遊びに行くコトになり、私達の住むマンションまで和寿さんが車で迎えに来てくれた。
「それよりも広瀬さん…その大きなトートバックは何?」
「あ、お弁当です…」
「お弁当か…今日は天気もいいし・・・青空の中で広瀬さんに手作り弁当か…いいね…じゃ行こうか?」
「何で!?お前が仕切るんだ?マキ」
「カズは泣いてるからに決まってんだろ?」