ONLYYOU~赤ちゃんのパパは脳外科医、愛してはいけない人を愛してしまいました。~
食後は和志の待ちに待った遊具遊びが始まる。
和寿さんが和志を連れて、イルカの滑り台に行ってしまった。
「広瀬さん…和志君の出産の際にトラブルはなかったの?」
「あ…そうですね…微弱陣痛でひと晩明かして、促進剤を打ったら、そのままスポンと産まれました…」
「スポンか・・・普通分娩だったんだね…」
「でも、こうして…和志が生まれてから・・・のんびりと過ごすのは久しぶりです…」
私は槇村先生とレジャーシートに腰を下ろしながらお喋りして、青い空を見上げる。
「…すまない…マキ」
和寿さんが慌てた様子で和志を抱っこして戻って来た。
「ブランコに乗ってて、落ちて頭を打った小さな子が居るんだ…その子の救護に当たるから…マキ…和志を頼む」
「分かった…」
和寿さんが和志を連れて、イルカの滑り台に行ってしまった。
「広瀬さん…和志君の出産の際にトラブルはなかったの?」
「あ…そうですね…微弱陣痛でひと晩明かして、促進剤を打ったら、そのままスポンと産まれました…」
「スポンか・・・普通分娩だったんだね…」
「でも、こうして…和志が生まれてから・・・のんびりと過ごすのは久しぶりです…」
私は槇村先生とレジャーシートに腰を下ろしながらお喋りして、青い空を見上げる。
「…すまない…マキ」
和寿さんが慌てた様子で和志を抱っこして戻って来た。
「ブランコに乗ってて、落ちて頭を打った小さな子が居るんだ…その子の救護に当たるから…マキ…和志を頼む」
「分かった…」