ONLYYOU~赤ちゃんのパパは脳外科医、愛してはいけない人を愛してしまいました。~
「…莉子はあれから…俺以外の男に抱かれたのか?」

「いえ…」
夜の仕事をしていたし、酔った客に言い寄られ、ホテルに誘われたりもしたが、丁重に断って、切り抜けて来た。

和寿さんの顔に安堵の色が浮かぶ。

「和寿さんこそ…私以外の女性と…」

「…莉子以外の女性とそう言う気分にはなれなかった。それに、俺にはミーが居たし…」

「女性よりも猫ですか…」

「まぁな…じゃお互いに久しぶりのHと言うワケか…」

和寿さんはまた甘いキスを落として来た。

< 124 / 153 >

この作品をシェア

pagetop