ONLYYOU~赤ちゃんのパパは脳外科医、愛してはいけない人を愛してしまいました。~
「じゃあね…和志君…」
「お爺ちゃんとお婆ちゃんにバイバイしてやれ…和志」
「バイバイ」
和寿さんに促され、和志は院長夫妻に手を振った。
「失礼致します…」
「…和寿は忙しい身だから…育児は君に任せ気味だと思うけど…それは割り切って欲しい…莉子さん」
「それは理解しています…院長」
「…院長じゃなく・・・出来れば…お義父さんと呼んで…莉子さん」
「…そのノリ・・・何だか…佑介伯父さんにそっくりだな…」
「だって…ウチも娘が居ないから…息子の嫁が可愛いくて仕方がないんだ・・・」
「…いい年したオッサンのクセに…」
「・・・俺だって…好きでオッサンになったワケじゃないないから・・・」
東亜の清掃のアルバイトしていた当時からそれは理解している。
医者は高給取りだけど、食事を摂る時間すらも惜しみ、人の命を救う為に頑張っていた。
「千歳さんに和寿…他の人達が見てますよ…」
二人は顔を合わせて、周りを見て口を噤んだ。
「お爺ちゃんとお婆ちゃんにバイバイしてやれ…和志」
「バイバイ」
和寿さんに促され、和志は院長夫妻に手を振った。
「失礼致します…」
「…和寿は忙しい身だから…育児は君に任せ気味だと思うけど…それは割り切って欲しい…莉子さん」
「それは理解しています…院長」
「…院長じゃなく・・・出来れば…お義父さんと呼んで…莉子さん」
「…そのノリ・・・何だか…佑介伯父さんにそっくりだな…」
「だって…ウチも娘が居ないから…息子の嫁が可愛いくて仕方がないんだ・・・」
「…いい年したオッサンのクセに…」
「・・・俺だって…好きでオッサンになったワケじゃないないから・・・」
東亜の清掃のアルバイトしていた当時からそれは理解している。
医者は高給取りだけど、食事を摂る時間すらも惜しみ、人の命を救う為に頑張っていた。
「千歳さんに和寿…他の人達が見てますよ…」
二人は顔を合わせて、周りを見て口を噤んだ。