ONLYYOU~赤ちゃんのパパは脳外科医、愛してはいけない人を愛してしまいました。~
和寿さんと過ごす時間は本当にまったりとしていた。
私は彼に勧められ、練り切を口に運ぶ。
「美味しい」
程よい甘さのあんこが美味し、見た目も可愛い。
「緑茶にも合いますね…」
「そっか…美味いか…」
和寿さんは安堵の笑みを浮かべる。
私も自然と口許に笑みが零れた。
「…司には和菓子がスキだなんて言うとジジ臭いとよく言われた…」
「へぇー…」
「でも・・・安心した…莉子はこうして…俺と一緒に和菓子を美味しそうに食べてくれる。やっぱり…君は運命の女性だ」
「私も司さんと同じコトを思っていました」
「えっ!?」
彼の眼鏡の奥の切れ長の瞳は少しだけ見開いた。
私は彼に勧められ、練り切を口に運ぶ。
「美味しい」
程よい甘さのあんこが美味し、見た目も可愛い。
「緑茶にも合いますね…」
「そっか…美味いか…」
和寿さんは安堵の笑みを浮かべる。
私も自然と口許に笑みが零れた。
「…司には和菓子がスキだなんて言うとジジ臭いとよく言われた…」
「へぇー…」
「でも・・・安心した…莉子はこうして…俺と一緒に和菓子を美味しそうに食べてくれる。やっぱり…君は運命の女性だ」
「私も司さんと同じコトを思っていました」
「えっ!?」
彼の眼鏡の奥の切れ長の瞳は少しだけ見開いた。