ONLYYOU~赤ちゃんのパパは脳外科医、愛してはいけない人を愛してしまいました。~
「和寿さんの食の好みは年配者のようだと…」
「莉子まで…そんなコト言うのか?」
「だって…和寿さん…ステーキ肉も胃がもたれると言って…院長に半分以上あげていたじゃないですか…」
「それは…父さんがステーキダイスキだからだ…それに福岡に来て、ステーキよりももっと美味しいモノに出逢えた。胡麻鯖だ」
胡麻鯖か・・・
「福岡に来て、これほど鯖が美味しいなんて…思ったコトが無かったな…」
「私も胡麻鯖美味しい思いますよ…」
「じゃ今度また…一緒に食べに行こうか?」
「あ、はい…」
「!?」
テーブルに置いていた私のスマートフォンが鳴り響く。
相手は詩織ママだった。
「もしもし・・・莉子です…どうしました?詩織ママ」
――――お休み中にゴメンなさい…康太が暫く入院するコトになって…1週間ほど、店を休業させようと思って…
「えっ!?康太君が入院!?」
私の言葉に和寿さんも驚いた。
――――道路に飛び出した康太が悪いんだけど…車と接触しちゃって…足の骨を折ったのよ…
「命に別条は?」
――――命に別条はないわ…
「莉子まで…そんなコト言うのか?」
「だって…和寿さん…ステーキ肉も胃がもたれると言って…院長に半分以上あげていたじゃないですか…」
「それは…父さんがステーキダイスキだからだ…それに福岡に来て、ステーキよりももっと美味しいモノに出逢えた。胡麻鯖だ」
胡麻鯖か・・・
「福岡に来て、これほど鯖が美味しいなんて…思ったコトが無かったな…」
「私も胡麻鯖美味しい思いますよ…」
「じゃ今度また…一緒に食べに行こうか?」
「あ、はい…」
「!?」
テーブルに置いていた私のスマートフォンが鳴り響く。
相手は詩織ママだった。
「もしもし・・・莉子です…どうしました?詩織ママ」
――――お休み中にゴメンなさい…康太が暫く入院するコトになって…1週間ほど、店を休業させようと思って…
「えっ!?康太君が入院!?」
私の言葉に和寿さんも驚いた。
――――道路に飛び出した康太が悪いんだけど…車と接触しちゃって…足の骨を折ったのよ…
「命に別条は?」
――――命に別条はないわ…