ONLYYOU~赤ちゃんのパパは脳外科医、愛してはいけない人を愛してしまいました。~
空港を出て、すぐさま『九州東亜医科大福岡中央病院』に向かう。
私と和志は康太君のお見舞いの為、小児病棟のナースステーションを訊ねた。
「えっ!?お姉ちゃん!?」
私の見舞いの受付をしてくれたのは妹の奈子(ナコ)だった。
「奈子!!?」
「この子は…お姉ちゃんの子??それに伊集院って・・・!?まさか・・・」
「奈子こそ…」
四歳年下の妹の奈子が福岡中央病院の小児病棟の看護師として働いているなんて…
奈子が康太君の病室まで案内してくれた。
「お母さんは?」
「私とお母さんはお姉ちゃんが上京した後…夜逃げ同然でお父さんの元から横浜に逃げたのよ…」
「・・・」
「夫のDVから逃げて来た母子向けのNPO法人のシェルターのお世話をなって…お父さんとは協議離婚したの…」
「私だけ…逃げてゴメンなさい…奈子」
「いいのよ…お母さんもお姉ちゃんの逃げる姿に勇気づけられて…お父さんから逃げて離婚する決心がついたんだから…今…お母さんも病院の清掃の仕事に就きながら…生き生きとしてるわ…」
「奈子…」
私と和志は康太君のお見舞いの為、小児病棟のナースステーションを訊ねた。
「えっ!?お姉ちゃん!?」
私の見舞いの受付をしてくれたのは妹の奈子(ナコ)だった。
「奈子!!?」
「この子は…お姉ちゃんの子??それに伊集院って・・・!?まさか・・・」
「奈子こそ…」
四歳年下の妹の奈子が福岡中央病院の小児病棟の看護師として働いているなんて…
奈子が康太君の病室まで案内してくれた。
「お母さんは?」
「私とお母さんはお姉ちゃんが上京した後…夜逃げ同然でお父さんの元から横浜に逃げたのよ…」
「・・・」
「夫のDVから逃げて来た母子向けのNPO法人のシェルターのお世話をなって…お父さんとは協議離婚したの…」
「私だけ…逃げてゴメンなさい…奈子」
「いいのよ…お母さんもお姉ちゃんの逃げる姿に勇気づけられて…お父さんから逃げて離婚する決心がついたんだから…今…お母さんも病院の清掃の仕事に就きながら…生き生きとしてるわ…」
「奈子…」