ONLYYOU~赤ちゃんのパパは脳外科医、愛してはいけない人を愛してしまいました。~
マキの母親と俺の祖父が・・・

色々とワケアリな関係だな。

マキは特別室のベットの上で寝ていた。

「カズか・・・」

かなりの量の血を紡に提供したため、貧血状態になり、上体も起こせなかった。
顔だけを俺に向けて、話をした。
「ありがとう…マキ」

「・・・ツムツムの容体は?」


「予断は許されないようだ…」
「そっか…」

マキは全てを知ったはずなのに…そのコトには一切触れなかった。

俺も触れないでおこうと思い、何も言わなかった。

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