ONLYYOU~赤ちゃんのパパは脳外科医、愛してはいけない人を愛してしまいました。~
シャワーを浴びて、ミネラルウォーターを飲みながらソファで寛いでいるとインターホンが鳴った。

「ただっいま!!」

「・・・マキ…もう深夜回ってんだぞ…もう少し静かに帰って来いよ…」

猫たちも驚いて、ソファの後ろに隠れてしまった。

「猫たちもビビってるだろ!?」

「すまない…つい・・・」

マキは病院に到着した途端、形成外科の安堂先生に捕まり、飲みに誘われてしまった。
そして、俺に荷物を押し付けて安堂先生の行きつけの店に行ってしまった。
「一滴も酒…飲めないクセに…安堂先生に勧められなかったか?」
「全然…勧められなかったよ…」

「安堂先生も下戸のマキには無理強いしなかったんだな…」


「…それよりも・・・朗報だ…カズ」

「何だよ!?朗報って…」

「俺…広瀬さんに…」

「!?」


「広瀬さんに会ったんだ!!」




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