ONLYYOU~赤ちゃんのパパは脳外科医、愛してはいけない人を愛してしまいました。~
パパは脳外科医
私達は奥のテーブル席に移動した。
そして、私の作った水割りを口にする。
「私の意志を確かめずに無断で詩織ママに言うなんて、酷いですよ」
「・・・やっぱり…和志は俺の子なんだな…」
「それは…」
「…これが今のミーだ」
彼はスマートフォンのアルバムに保存されているミーの写真を見せてくれた。
「凄く大きくなりましたね…」
さっきまで怒っていたはずなのに、ミーの写真で口許が緩んでしまった。
「当然だ…君が居た時まだ仔猫だったろ?」
「で・・・これがリーとコウだ」
槇村先生が言っていた私の名前を付けられた仔猫たちの写真も保存されていた。
「一匹じゃないんですね…」
「でも、二匹合わせたら、リコだ・・・」
「・・・仔猫ちゃん、可愛いですね…」
「住んでいるマンションの近くにある公園で拾った姉弟だ…弟の方はカラダも小さくて…弱っていた…俺は直ぐに部屋に持ち帰って…獣医にも診せて、懸命に二匹を看護した…その甲斐あって…二匹は元気になって…今では悪戯ばかりして…困っている…」
「昔と変わらず猫がダイスキなんですね…」
「まぁな…でも・・・猫よりももっとスキな人がいる…莉子と和志だ」
「…私は貴方を捨てて、出て行ったんですよ…」
そして、私の作った水割りを口にする。
「私の意志を確かめずに無断で詩織ママに言うなんて、酷いですよ」
「・・・やっぱり…和志は俺の子なんだな…」
「それは…」
「…これが今のミーだ」
彼はスマートフォンのアルバムに保存されているミーの写真を見せてくれた。
「凄く大きくなりましたね…」
さっきまで怒っていたはずなのに、ミーの写真で口許が緩んでしまった。
「当然だ…君が居た時まだ仔猫だったろ?」
「で・・・これがリーとコウだ」
槇村先生が言っていた私の名前を付けられた仔猫たちの写真も保存されていた。
「一匹じゃないんですね…」
「でも、二匹合わせたら、リコだ・・・」
「・・・仔猫ちゃん、可愛いですね…」
「住んでいるマンションの近くにある公園で拾った姉弟だ…弟の方はカラダも小さくて…弱っていた…俺は直ぐに部屋に持ち帰って…獣医にも診せて、懸命に二匹を看護した…その甲斐あって…二匹は元気になって…今では悪戯ばかりして…困っている…」
「昔と変わらず猫がダイスキなんですね…」
「まぁな…でも・・・猫よりももっとスキな人がいる…莉子と和志だ」
「…私は貴方を捨てて、出て行ったんですよ…」