好き。恋ゴコロ
顔を伏せてるウチ。先生が気を取り直すためか「コホン」と一つ咳ばらいをして、また出席を取り始めた。



腕と腕の間からハヤトの方を見てみる。



長くてちょっとゴツゴツしてそうな指。そんな指にぴったりな大きな手のひら。



もし・・・。もしもだけどハヤトと付き合えたらあの手にギュッてしてもらいたい・・・。



ヤバい・・・。ウチもしかしたら、知らない間に妄想天使になってるのかも!アハハ~こんなこと考えてる自分の頭に言いたい。



「アタマダイジョウブデスカ~?」
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