白+紅=蒼
翌日。
何時ものように紅と一緒に登校しているとさっと隣に人影が現れる。
「おはよう。紅、白ちゃん。」
爽やかに挨拶をしてきたのは碓水先輩。
「はよーっす」
素っ気なく返す紅
「おはようございます、碓水先輩。」
朝から会えたことが嬉しくて笑顔で挨拶をした。
「はい、これ」
「え?」
突然出された先輩の手に戸惑いながらも手を出すと
そっと先輩の手が重なり離れた後には可愛い包み紙のキャンディーが乗っていた。
「わぁ!ありがとうございます!!」
するとひょいっと3個あるうちの一つが消えた。
紅が私の手から取ってパクッと食べたのだ。
「あーー!紅!!碓水先輩私にくれたのに酷い!!」
思わず怒ると頭をぐしゃぐしゃとされた。
「お前の物は俺のもの。俺のものは俺のもの。」
どこぞのガキ大将のセリフと思われる言葉を言ってニヤッと笑う紅。
「……そうか。じゃぁ紅が大事にとってたアイス私が食べるから。」
そう言うと明らかに焦り始める紅。
「ちょ!?は?冗談だろ!?あれ期間限定でもう売ってないんだぞ?白!マジでごめんって!!」
そんな紅を無視する私。
「白ちゃん、またあげるよ」
ニッコリ笑って言う先輩に私は笑う。
「貰ってばかりはダメですよ。今度は私の番です」
そう言えば、どこか嬉しそうにクスッと微笑む先輩。
「やっぱり君は変わってるね」
「なぁなぁ白~!マジでごめんって!許してくれる?」
「紅、うるさい。」
そんな私たちはどうやら人目を集めるようで、学校につく頃には何故か有名人のような人だかりになっていた。
まぁ学校の人気No.1の碓水先輩と1年の人気No.1の紅がいるから仕方ないか、と寂しく笑う。
所詮私はおまけだから。
それから碓水先輩との奇妙な物々交換生活が始まった。
何時ものように紅と一緒に登校しているとさっと隣に人影が現れる。
「おはよう。紅、白ちゃん。」
爽やかに挨拶をしてきたのは碓水先輩。
「はよーっす」
素っ気なく返す紅
「おはようございます、碓水先輩。」
朝から会えたことが嬉しくて笑顔で挨拶をした。
「はい、これ」
「え?」
突然出された先輩の手に戸惑いながらも手を出すと
そっと先輩の手が重なり離れた後には可愛い包み紙のキャンディーが乗っていた。
「わぁ!ありがとうございます!!」
するとひょいっと3個あるうちの一つが消えた。
紅が私の手から取ってパクッと食べたのだ。
「あーー!紅!!碓水先輩私にくれたのに酷い!!」
思わず怒ると頭をぐしゃぐしゃとされた。
「お前の物は俺のもの。俺のものは俺のもの。」
どこぞのガキ大将のセリフと思われる言葉を言ってニヤッと笑う紅。
「……そうか。じゃぁ紅が大事にとってたアイス私が食べるから。」
そう言うと明らかに焦り始める紅。
「ちょ!?は?冗談だろ!?あれ期間限定でもう売ってないんだぞ?白!マジでごめんって!!」
そんな紅を無視する私。
「白ちゃん、またあげるよ」
ニッコリ笑って言う先輩に私は笑う。
「貰ってばかりはダメですよ。今度は私の番です」
そう言えば、どこか嬉しそうにクスッと微笑む先輩。
「やっぱり君は変わってるね」
「なぁなぁ白~!マジでごめんって!許してくれる?」
「紅、うるさい。」
そんな私たちはどうやら人目を集めるようで、学校につく頃には何故か有名人のような人だかりになっていた。
まぁ学校の人気No.1の碓水先輩と1年の人気No.1の紅がいるから仕方ないか、と寂しく笑う。
所詮私はおまけだから。
それから碓水先輩との奇妙な物々交換生活が始まった。