白+紅=蒼
交流授業と意外な1面
大嫌いだった梅雨が終わり遂に太陽と毎日会える夏がきた。
ただいまの私は夏服に袖を通して鏡の前にたって悪戦苦闘をしている。
その理由は…
「…くっ…くくく」
「もう紅!!笑ってないで助けてよーー」
泣きそうな顔で爆発した前髪と戦っていたのだ。
「ぐっはは!もう我慢できねー!!はははは!!」
そのあまりの爆発ぶりに爆笑している紅。
何度も何度も櫛とドライアーで治そうとするがどうやっても直らない寝癖。
「も~~!元はと言えば紅が毎日毎日私のベットに潜り込んでくるからでしょーー!
」
「分かったよ!……ほら、じっとして白」
結局ひとしきり笑った紅が前髪をセットしてくれた。
「うん。ばっちり!めちゃくちゃ可愛いよ、白」
私の前髪は三つ編みされて可愛らしく横に流されてピンで留められていた。
「!ありがとう!紅!」
満足した私はやっと家を出ることができた。
今日から夏服の為朝の涼しい風邪が心地よく感じる。
「そう言えば今日って二年生との合流授業だっけ」
ふと紅が言う。
「あ、そう言えばそうだったね。グループ分けしてテーマに沿ったレポート作って提出するんだよね」
「そうそう。四人一組だろ?」
「どんな先輩と一緒になるんだろうね。」
「俺は白となら誰でもいーけど」
なんて言っていたその1時間後、
「えーーーー!!??なんでだよ!!なんで白と一緒じゃねーの!?先生ひでーー!!」
「里中兄煩いぞ!!」
なんて先生とやり取りしている自分の兄が恥ずかしい。
クラスのみんなはもはや呆れて笑うことしか出来ない。
「お前たちは一緒に居すぎなんだよ!少しは離れろ!」
「ひでー!先生!俺と白を引き離すなんて悪魔!!鬼ー!!」
「お前は教師に対する尊敬はないのか!」
「そんなのねーよ!」
「こらー!!」
ただいまの私は夏服に袖を通して鏡の前にたって悪戦苦闘をしている。
その理由は…
「…くっ…くくく」
「もう紅!!笑ってないで助けてよーー」
泣きそうな顔で爆発した前髪と戦っていたのだ。
「ぐっはは!もう我慢できねー!!はははは!!」
そのあまりの爆発ぶりに爆笑している紅。
何度も何度も櫛とドライアーで治そうとするがどうやっても直らない寝癖。
「も~~!元はと言えば紅が毎日毎日私のベットに潜り込んでくるからでしょーー!
」
「分かったよ!……ほら、じっとして白」
結局ひとしきり笑った紅が前髪をセットしてくれた。
「うん。ばっちり!めちゃくちゃ可愛いよ、白」
私の前髪は三つ編みされて可愛らしく横に流されてピンで留められていた。
「!ありがとう!紅!」
満足した私はやっと家を出ることができた。
今日から夏服の為朝の涼しい風邪が心地よく感じる。
「そう言えば今日って二年生との合流授業だっけ」
ふと紅が言う。
「あ、そう言えばそうだったね。グループ分けしてテーマに沿ったレポート作って提出するんだよね」
「そうそう。四人一組だろ?」
「どんな先輩と一緒になるんだろうね。」
「俺は白となら誰でもいーけど」
なんて言っていたその1時間後、
「えーーーー!!??なんでだよ!!なんで白と一緒じゃねーの!?先生ひでーー!!」
「里中兄煩いぞ!!」
なんて先生とやり取りしている自分の兄が恥ずかしい。
クラスのみんなはもはや呆れて笑うことしか出来ない。
「お前たちは一緒に居すぎなんだよ!少しは離れろ!」
「ひでー!先生!俺と白を引き離すなんて悪魔!!鬼ー!!」
「お前は教師に対する尊敬はないのか!」
「そんなのねーよ!」
「こらー!!」