白+紅=蒼
海
夏休みが始まって2週間程過ぎたとある夜。
ピロリん
ふと携帯が鳴って画面を確認すると美乃からグループLINEにメッセージが届いていた。
《明後日暇なら皆で海に行かない?紅も廉も部活休みでしょ?》
メッセージの内容を見て直ぐに返信をする。
《わー!海行きたーい!!海!海!》
「海とか久々じゃない?」
リビングのソファーからテーブルで宿題をしている紅に言う。
「子供の時に行ったきりだよな。」
《俺も賛成ーー》
しかし暫くして廉から来たメッセージにガッカリする。
《わりー。俺今彼女と京都》
「「はぁーー!?」」
紅とハモる。
実は廉には他校に歳上の彼女がいて既に4年も付き合っていたりする。
《ちょっと聞いてないわよ!?佳菜子さん独り占めなんてずるい!!》美乃
廉の彼女の名前は池尻佳菜子。
とても美人で私たち幼馴染みとも仲が良かったりする。
《そう言うことだから俺はパス。俺の変わりに白、碓水先輩誘えば?》
「え!?」
突然、碓水先輩の名前が出て心臓が高鳴る。
「いいんじゃね?蒼さんもそろそろ帰ってきてると思うし」
碓水先輩は何日か前に友達と泊まりで鎌倉に行っているのだ。
そこへまるでタイミングを見計らったかのように碓水先輩からLINEが入る。
《今帰ってきたんだけどお土産を渡しに行ってもいいかな?》
「あ!碓水先輩からだ。今からお土産渡しに来てもいいかだって!」
嬉しくて自然と笑顔になって言う私に紅が微笑む。
「ならついでに海の事も聞くか。」
「そうだね」
《はい!大丈夫です!!》
返信して久々に会える碓水先輩の事を考えるとどうしても胸が高鳴る。
ピロリん
ふと携帯が鳴って画面を確認すると美乃からグループLINEにメッセージが届いていた。
《明後日暇なら皆で海に行かない?紅も廉も部活休みでしょ?》
メッセージの内容を見て直ぐに返信をする。
《わー!海行きたーい!!海!海!》
「海とか久々じゃない?」
リビングのソファーからテーブルで宿題をしている紅に言う。
「子供の時に行ったきりだよな。」
《俺も賛成ーー》
しかし暫くして廉から来たメッセージにガッカリする。
《わりー。俺今彼女と京都》
「「はぁーー!?」」
紅とハモる。
実は廉には他校に歳上の彼女がいて既に4年も付き合っていたりする。
《ちょっと聞いてないわよ!?佳菜子さん独り占めなんてずるい!!》美乃
廉の彼女の名前は池尻佳菜子。
とても美人で私たち幼馴染みとも仲が良かったりする。
《そう言うことだから俺はパス。俺の変わりに白、碓水先輩誘えば?》
「え!?」
突然、碓水先輩の名前が出て心臓が高鳴る。
「いいんじゃね?蒼さんもそろそろ帰ってきてると思うし」
碓水先輩は何日か前に友達と泊まりで鎌倉に行っているのだ。
そこへまるでタイミングを見計らったかのように碓水先輩からLINEが入る。
《今帰ってきたんだけどお土産を渡しに行ってもいいかな?》
「あ!碓水先輩からだ。今からお土産渡しに来てもいいかだって!」
嬉しくて自然と笑顔になって言う私に紅が微笑む。
「ならついでに海の事も聞くか。」
「そうだね」
《はい!大丈夫です!!》
返信して久々に会える碓水先輩の事を考えるとどうしても胸が高鳴る。