一目惚れした人は学園の王子様
「ごめんごめん。大丈夫!ちょっと日向のこと考えてた。」
そういうと、日向は、眉間にシワを寄せ、
「なーにそれ、なんだか知らないけど気持ち悪い。」
えぇ!どこがよ!え!?だ、だって、友達が、ぼーっとするくらい、一生懸命に、自分のこと考えてくれてるんだよ!?
絶対嬉しいよ!だって、私は嬉しいもん。
うん。そうだ。全然日向は、私のこと気持ち悪いなんてこと思ってるわけない。日向はそんな人じゃないもんね!
心の中で、日向にプレッシャーを与えながら、日向の方を見ると、
私の方とは、逆の方向を見ていて、あまり顔が見えなかったけど、、、
耳まで、真っ赤に染まっているのはわかった。
やっぱり照れているだけなんだ。大丈夫だった。やっぱり、日向は、優しいし可愛いなぁ、照れちゃって、気持ち悪いとかいうんだ。
私だったら、照れすぎて、言葉も出ないかも。でも、何を考えてたのか、気になっちゃうかも!