一目惚れした人は学園の王子様

でも、もうこれ取りに行くしかないよね。取りに行かなかったら下着無しか。

きついな。下着あった方が、安定感もあるし、うん。

勇気振り絞って取りに行くか!

そーっとそーっと、静かにバレないように、

あ!今だ!奏多先輩が、上に行って下に戻ってくる前に!急げー!

「あ、あれ?美桜ちゃん。上がった、、、の?、、な、なに、その、、格好。」

「あ、あぅ、ば、ばれちゃいましたか?」

最悪、バレないと思ったのに。奏多先輩、すぐ戻ってきた。あれ?

私、いま、タオル巻いてるだけじゃん。

「い、い、いやぁぁぁぁぁぁ!か、奏多先輩、な、なんで見るんですか!」

「いや、えぇ?俺見るつもりじゃなかったけど、いたから。」
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