一目惚れした人は学園の王子様
そんな言葉に、不覚にも、ドキッとしてしまった。
「でも、」
「だめ。俺に、守ってもらえることなんて、ないんだよ!その、お礼って事で。」
にひひ、と悪魔のような笑みを浮かべた奏多先輩は、高校に着いても、クラスまで、と言って、手を離してくれることはなかった。
そのせいで、朝から、女の子達の目が痛い。
「日向ぁ、助けてよぉ、」
「きっぱりと、お断りさせていただきます。」
「なんでー!友達でしょ?」
うるうるして、日向を見つめると、日向は、ため息を吐いた後、
「もう、その顔は、ずるいから。もうわかったわよ。で?何があったの?」
やっぱり、持つべきものは友達。うん。
「日向ぁ。ありがとう!あのね、実は、長くなっちゃうんだけど、」
「はぁぁ、なるほどねぇ。まぁ、美桜を独り占めしたいのは、分かるけど、安堂先輩、それは流石に、欲張りすぎだね。」
「独り占めしたいっては、思ってないと思います。でも、奏多先輩は、ドSだよ!」
「まぁ、たしかにねぇ。」
「でも、」
「だめ。俺に、守ってもらえることなんて、ないんだよ!その、お礼って事で。」
にひひ、と悪魔のような笑みを浮かべた奏多先輩は、高校に着いても、クラスまで、と言って、手を離してくれることはなかった。
そのせいで、朝から、女の子達の目が痛い。
「日向ぁ、助けてよぉ、」
「きっぱりと、お断りさせていただきます。」
「なんでー!友達でしょ?」
うるうるして、日向を見つめると、日向は、ため息を吐いた後、
「もう、その顔は、ずるいから。もうわかったわよ。で?何があったの?」
やっぱり、持つべきものは友達。うん。
「日向ぁ。ありがとう!あのね、実は、長くなっちゃうんだけど、」
「はぁぁ、なるほどねぇ。まぁ、美桜を独り占めしたいのは、分かるけど、安堂先輩、それは流石に、欲張りすぎだね。」
「独り占めしたいっては、思ってないと思います。でも、奏多先輩は、ドSだよ!」
「まぁ、たしかにねぇ。」