一目惚れした人は学園の王子様

「えっ?うんそうだけど。」

「えぇ!!早すぎないですか!?」

「えー?そうかな?美桜ちゃんが遅いんじゃないの?」

「いや、まぁ確かに、小学生の時は、給食だいたい残してたですけど、今のは、先輩が早すぎます!」

「そっか。でも、急がずゆっくり食べて。美桜ちゃんまだ全然食べれてないから。」

確かに、私は、奏多先輩と正反対で、まだ、一口しか食べれてない。

「いや、これは、ただ、美味しく味わって食べてるだけです!なので、待っててください!」

「わかった。」
          
と言い訳を言った。奏多先輩、気づいてないフリしてるっぽいけど、絶対、言い訳って気付いてるな。         
< 82 / 206 >

この作品をシェア

pagetop