君と私で、恋になるまで
あとがき


ありがとうございます!

最後まで読んでくださった皆さんには、本当にこの言葉をまず伝えさせていただきたいです。


このお話を書こうと思ったのは、
私、実は自分の同期がとても大好きで…、
働いていたら辛いこともしんどいことも山程あって、でもその中で、同期達に沢山救われてきました。

友人とは少し違って、日々を生きる戦友?のようでもあって、だけどやっぱり飲みに行けばノリは軽くて友人のようでもあって、この関係性は不思議だなあとよく思っています。

その愛が、この話には多量に込められてます。(仕事内容は全く違います、私はこんなキラキラした仕事ではありません…笑)

この関係の中に恋まで入り込んだらそれはきっと大変だなと思って書き始めたら無事大変でした。


"同期"から抜け出したい

そう焦るちひろが、本当はあの男と同期だからこそ築いてこられた時間と気持ちに気づいて、


同期としても、好きな人としても、大事にしたい


そうやって最後に走り出す様を書きたいな、という漠然とし過ぎた思いで執筆していました。



…瀬尾については本当にキャラクターを決めないままに自由に走らせてしまって、ドヘタレでとても苦労しました。奴については以上です。



なんだかんだと言いつつ、結局はちひろも瀬尾も、他のみんなも愛しいです。

このお話を起点に、保城のお話や、ちひろの後輩のお話なんかも、公開予定ですので、良ければそちらもよろしくお願いします。

この後、いくつか番外編も更新していきます。

絶妙にダサいタイトルを番外編でも引き継いでおります。またお付き合いいただければ、とても幸せです。


ありがとうございました。

またお会いできますように。


2021.04.04 柑実 ナコ
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