Dying music〜音楽を染め上げろ〜





家に帰ってパソコンを起動させた。


今日の作業は録音した音源の編集作業。10月~11月にかけて投稿するものだ。



投稿予定は毎回スケジューリングしている。具体的にいうと、何時に何を、予告はどうするかを紙にまとめておく。頭整理されて、逆算して作業もできるからいつもこうしてる。



でも、今月の紙失くしたんだよ。あーあ、せっかく5曲分くらいの予定考えたのにさ。間違って捨てちゃったんだろうな。まぁ内容は覚えているからいいや。






作業用タブを開いて編集ンフトを立ち上げる。そこに録った音源のメモリを読み込ませてヘッドフォンを通して自分の歌声を流す。







ぴっ。





🎵ー~–ー__~ー♩…♪~













「なにこの声。」




























絶句した。



何、このふにゃふにゃでしぼんだ風船みたいな声。




「………?」





ぱたん。



動揺してパンコンを閉じる。





なんでこんな下手なの?

原曲ちゃんと聞いたのか。

Bメロ死んでる。

歌っただけで歌詞と感情が一致していない

高音も汚すぎる。











これ録ったのって    一 8月下旬。






丁度スランプに陥った時期。




マジで........やばいって。とういうことは他のも?




案の定、録音した曲すべてがこんな調子だった。聞いていて気持ち悪い、Mix する以前の問題だ。このクオリティーは投稿できない。




こんな声だったっけ。









あれ、俺の歌声って……ーーーーー…
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