Dying music〜音楽を染め上げろ〜
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今日も授業のあと、部室に向かう。ここ最近投稿のために徹夜続きだったからダルい。
けどフェスあるし、練習しないと。
重い身体を動かしながら部室に入る。
「あっ夏樹!」
入ると、3人して真ん中に座ってワイワイしている。
「どうしたのみんなで騒いで。」
「Cyan新曲出したんだよ!!」
びくッッッッッ!
怜斗、急に大声で名前呼ぶの勘弁してほしい。毎回毎回心臓がひゅってなるから。
荷物を置いて準備をしながら3人の会話を聞く。
「どうしたんだろうな。今までの曲と全く違ってた。」
「これまではダークっていうか、暗めの曲ばっかりだったよな。」
「しかも一年ぶりな。前の曲も相当人気だけど今回も負けないくらい最高。」
少し,気になった。
この3人はどう感じた?その曲から何を思った?
リスクはあるけど、
「その曲聞いて、どう思ったの…?」
危険な行為ってことは分かってるけど、どうしても視聴者の生の声を聞きたい。
少し考えると涼から答えていった。
「んー、俺は好きかな?今までにない感じがして。あと新生活頑張ってみようかなって思わせてくれるのがまたいい!」
怜斗は、
「俺はサビの部分がリズミカルでいいなって感じた。ピアノの音が柔らかくて。」
続いて恭弥。
「…俺は…なんでCyanが急にこんな曲作ったのかなって思った。」
「?」
「だってついこの間カバーして歌っていた曲は相当ダークだったじゃん。Cyanは暗めの曲がバズるって自分でもわかっていたのに、」
「珍しいな、恭弥がそんなに考えるなんて。」
「いや、ただ単に思っただけ。」
「夏樹は聞いたのか?」
「いや、まだ…。」
「まだかよ!聞けよぉ〜!!」
「家帰ったらね。」
「え〜〜〜!」
「ほら、やろうぜ。本番まであと5日だぞ!」
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【夏樹の休み時間】
◼︎Midnight
Midnightは基本的に師匠一人で切り盛りしています。夏樹は小さい頃から来ていたので大体の仕事内容はわかります。以前は店内喫煙OKでしたが、夏樹が来てから健康のために禁煙にしました。隠れて吸っていると師匠から出禁食らいます。
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