無気力な日陰くんの溺愛が甘すぎる。
な、何それ…!?
さっきからずっとそんな目で見られていたって考えるだけで顔に熱が溜まってくるよ、っ。



「ひ、日陰くん嫌…。」


「ん、なんで。」



「そんな目で私のこと見てたんでしょ??」



「何自惚れてんの。朝比奈を見てたんじゃないよ。」



え、でも私の肉付きがいいとか、言ってたし…、




「似てるんだよね、」


「似てる…?」


「そ。俺の…」










「飼ってた犬に。」



………え…?

イヌ…??



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