無気力な日陰くんの溺愛が甘すぎる。
「犬って…私が…?」


「ん。そゆこと。ほんとそっくりすぎて、さっきから触りたくて仕方ない。」


「なっ…!?!?」




犬に似てるからって触ろうとするなんて、
ハレンチだよ!!

なんて、本当は声に出して言いたいのに声に出せないくらい、私のことを熱のこもった目で見つめてくる日陰くん。




「う…、そんな目で見ないでください、」


「顔真っ赤。」


「うるさいよ…!///」



この瞬間、私は思った。

日陰くんとこれから平和に過ごせる気がしない、日陰くんは…













危ないって__________


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