無気力な日陰くんの溺愛が甘すぎる。

日陰くんと初めての登校

お引越しをしてから次の日の朝 。

私、朝比奈 ももは今声にならない叫びを上げています。


「〜〜っっっっっ!!!!!」



なんでかって…?それはもちろん……。
この人のせいです。


今、なぜか、私のベッドで私の隣で猫のように眠っているこの男。
そ、し、て、…!!!!






私のことをガッチリとホールドをして抱きしめているこの男…っ!!

日陰 陽くん!!!




「ひ、日陰くんっ…!!なんで私の部屋に居るの!どうして私のこと抱きしめてるのっ、!」



何かと危険人物だってことは、もう充分に理解しています。

それでも…!!行動が理解不能すぎて回避が出来ないのが現実。


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