無気力な日陰くんの溺愛が甘すぎる。

「いや、実はな、父さんの知り合いの子供も今一人暮らしをしているそうでな。」


「1人じゃ不安だって言っているんだよ」



…それが私と何が関係があるの?

お父さんの言いたいことが曖昧すぎて良く分からない。

私の心情がお父さんに伝わったのか、何か決心したように私を見つめて口を開いた。



「そこで、本題なんだが…」


「その子と一緒に住むってゆうのはどうだ??」



………え…?
一緒に、住む…?全く知らない人と?!



「い、いやさすがに迷惑じゃ…!」


「それがその子も、ももと同じ高校に通っているそうなんだよ」





えぇ…!?

私と同じ高校?!



< 2 / 85 >

この作品をシェア

pagetop