無気力な日陰くんの溺愛が甘すぎる。
これはダメ、日陰くんのモードに流されちゃう。


「あ、あの日陰くん、もう1つ、謝りたいことがあって。」


「朝は、守屋が...ごめんね。多分、嫌なことがあって日陰くんに八つ当たりしちゃったんだと思うの。」



守屋、滅多に怒らないし、ここは私からも謝るべきだよね。



「守屋...、あぁ、あの人ね。別に気にしてないし、朝比奈が謝ることじゃないでしょ。」


「で、でもなんか、日陰くん何とも言えない顔してたから!」


「そう?いつも通りだよ。だから気にする必要は無いよ。」




そう言ってる日陰くんの顔は確かにポーカーフェイスで嘘は言ってないみたいだった。



それなら、私の見間違いだったのかな...。



「そっかぁ、良かった、」



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