無気力な日陰くんの溺愛が甘すぎる。

そんな私の宣言にびっくりしている様子のお父さん

それから少し寂しそうな顔をすると




「ん。分かった。日陰さんの方はもし一緒に住むことになったら1週間後くらいから良いって言ってたし、早速1週間後、お邪魔させてもらうと良いよ。」



「うん…っ、ありがとう。お父さん。」


「ももと離れるのは寂しいけどな。あ、そうだこれ。」



そう言ってなにかの紙を私に渡すお父さん。



ん?何この紙??
そう思ってパラっと開いてみると地図のようなものが載っていた



「それを使って行くといいよ」



多分、その人の家の地図…かな?


「うん、!分かった」




凄い 、学校からかなり近いみたい…。道には迷いそうだけど。

でもなんか楽しみになってきたなぁ…。
女の子とシェアハウスなんて、ふふ。

< 4 / 85 >

この作品をシェア

pagetop