無気力な日陰くんの溺愛が甘すぎる。
後ろを振り向けばやっぱりそこには、美しい日陰くんの姿があって。


視線が完全に私を捉えてて。

しかも今、一緒帰ろ、って言ったの?



「朝比奈、なにぼおっとしてんの。あんまりアホ面さらけ出しちゃダメでしょ。」

「あ、アホ!?それはちょっと酷くないですか、」


「ジョーダンジョーダン。ショック受けすぎ。早く帰ろ。」


「あ、あの、ごめんね、それが...」

「朝比奈は、今から俺たちと遊ぶから無理だよ。」



ちょ、守屋ぁああ!?

なんで今私の言葉遮った...!?




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