無気力な日陰くんの溺愛が甘すぎる。

｢むぐ…っ！？！？｣



いきなりつままれた私のもっちりした頬っぺ。



｢にゃにしゅるの！？？｣


｢朝比奈があまりにも無自覚だから。｣




無自覚って…、ちゃんと言ってくれないと分からないよ。


いきなりこんなことされちゃってもね…




｢朝比奈さ、あいつとは友達なんでしょ。｣


｢あいつって…？｣


｢一緒にクレープいってた男。｣


｢あぁ…！！当たり前だよ！守屋はいいお友達だよ。｣



｢うん、そうゆう所。｣



え！？私また何かしたの？！


もうヤダよ…、意味わからない…。





｢じゃあ、俺から馬鹿でアホで間抜けで単細胞な朝比奈に教えてあげる。｣




な、なんか増えてる気が…。


っていうのは置いといて、そう言って私の耳元に唇を寄せる日陰くん。