わがまま姫♀と俺様王子♂【編集中】



「はぁ…っ」



ゆっくり呼吸を整えると、だいぶ落ち着いてきた。



「行かなきゃ…」



チャイムはとっくに鳴っていて、授業が始まって大方30分は過ぎてるだろう。



昼までの授業も和臣と一緒にサボったから、これ以上サボるわけにはいかない。



若干ふらつく身体を壁にくっつけて、教室まで何とかたどり着けた。



< 38 / 118 >

この作品をシェア

pagetop