好きになってもいいですか?
二人とも、昨日買ったリップグロスをつけて来ているのだろう。アリアはセクシーで存在感のある赤いグロスをつけている。くるみは赤みがかったピンク色のグロスだ。
「似合ってますか?アリアに勧められて買ったんですけど、自信がなくて……」
くるみに見つめられ、アートはドキドキしながらくるみの唇を見つめる。今すぐにこの唇に口付けを落としたい。そんな気持ちを必死で抑え、アートは「似合っているよ」と返す。
「嬉しい!ありがとうございます」
くるみのもう何度も見たその笑顔にすら、アートはまた胸を高鳴らせてしまう。くるみと関わるたびに想いが増え、恋が育っていくのだ。
「あっ、ほらくるみ、アートに渡すものがあったんでしょ?」
アリアに言われ、くるみは「そうだった!」とかばんを開ける。アートが「俺に渡すもの?」と呟くと、くるみが袋を取り出した。
「これ、よかったらお昼に食べてください」
綺麗にラッピングされた袋に入っていたのは、おいしそうなロールパンだった。くるみの手作りらしい。
「似合ってますか?アリアに勧められて買ったんですけど、自信がなくて……」
くるみに見つめられ、アートはドキドキしながらくるみの唇を見つめる。今すぐにこの唇に口付けを落としたい。そんな気持ちを必死で抑え、アートは「似合っているよ」と返す。
「嬉しい!ありがとうございます」
くるみのもう何度も見たその笑顔にすら、アートはまた胸を高鳴らせてしまう。くるみと関わるたびに想いが増え、恋が育っていくのだ。
「あっ、ほらくるみ、アートに渡すものがあったんでしょ?」
アリアに言われ、くるみは「そうだった!」とかばんを開ける。アートが「俺に渡すもの?」と呟くと、くるみが袋を取り出した。
「これ、よかったらお昼に食べてください」
綺麗にラッピングされた袋に入っていたのは、おいしそうなロールパンだった。くるみの手作りらしい。