ありがとうを、君に
「はっ、やばい10時40分だ!」
急いで家を出なくては、11時待ち合わせって言ったのは自分なんだから!
5月の風が心地よい。本日は晴天だ。
お出かけ日和だった。気分は高揚し、スキップを踏みたくなってしまう。
いつも玲香と待ち合わせする喫茶店は、アンティークの小物が置いてあったりして落ち着きがありつつ、可愛らしい小さなお店だ。
あまりガヤガヤしていないので、ファストフード店で待ち合わせするよりも好きな場所。
「ふぅ、間に合ったぁ。玲香はまだ来ていないかな?」
カラーン
喫茶店のドアを開けると、ベルが鳴る仕様になっている。
「いらっしゃいませ。1名様ですね」
「あっ、友人と待ち合わせしているので後からもう1人来ます」
「かしこまりました。こちらへどうぞ」
案内されたのは窓際のテーブル席。
丸い木製のテーブルに、3つ椅子が並べてある。
急いで家を出なくては、11時待ち合わせって言ったのは自分なんだから!
5月の風が心地よい。本日は晴天だ。
お出かけ日和だった。気分は高揚し、スキップを踏みたくなってしまう。
いつも玲香と待ち合わせする喫茶店は、アンティークの小物が置いてあったりして落ち着きがありつつ、可愛らしい小さなお店だ。
あまりガヤガヤしていないので、ファストフード店で待ち合わせするよりも好きな場所。
「ふぅ、間に合ったぁ。玲香はまだ来ていないかな?」
カラーン
喫茶店のドアを開けると、ベルが鳴る仕様になっている。
「いらっしゃいませ。1名様ですね」
「あっ、友人と待ち合わせしているので後からもう1人来ます」
「かしこまりました。こちらへどうぞ」
案内されたのは窓際のテーブル席。
丸い木製のテーブルに、3つ椅子が並べてある。