ありがとうを、君に
「ちょっと待ってねぇ……。あった写真!ほらこの人だよ〜」
玲香の恋してる女の子って感じの顔が可愛くて、こっちまで和んだ。
玲香の携帯に出されている画像を見て、私は自分の目を疑う。
え、これ楓人くんだ…!
「この人はねぇ、私の家の近所に住んでて、たまに通勤のバスで会うんだ。すごくかっこいいから彼女いるかもしれないけど私の王子様的な存在なの〜、今度話しかけてみようかな…?」
そうか、私の家と昨日の公園は歩いて10分ほど。
楓人くんの家もあの公園に近いはず、玲香の家の方向だったのかあ。
「その人、優しそうな人だね」
そう返すしかなかった。
昨日の出来事は、なんとなく黙っていた。
玲香が楓人くんのこと気になっているなら、応援しよう。
私が関わると話ややこしくなるかもしれないと考えたので、玲香には私は楓人くんのことを知らない体で話していた方がいいだろう。
玲香の恋してる女の子って感じの顔が可愛くて、こっちまで和んだ。
玲香の携帯に出されている画像を見て、私は自分の目を疑う。
え、これ楓人くんだ…!
「この人はねぇ、私の家の近所に住んでて、たまに通勤のバスで会うんだ。すごくかっこいいから彼女いるかもしれないけど私の王子様的な存在なの〜、今度話しかけてみようかな…?」
そうか、私の家と昨日の公園は歩いて10分ほど。
楓人くんの家もあの公園に近いはず、玲香の家の方向だったのかあ。
「その人、優しそうな人だね」
そう返すしかなかった。
昨日の出来事は、なんとなく黙っていた。
玲香が楓人くんのこと気になっているなら、応援しよう。
私が関わると話ややこしくなるかもしれないと考えたので、玲香には私は楓人くんのことを知らない体で話していた方がいいだろう。