ありがとうを、君に
「なんて話しかけるの?」
「うーん、そこが悩みどころなんだよね。ハンカチとか目の前で落としてみちゃおうかな!?」
「いや、ベタすぎー!あはは」
そんなこんなで、喫茶店についてから3時間が経とうとしていた。
女友達同士だと、やはり話に花が咲くから一緒にいて楽しい。
時間の経過など忘れてマシンガンのように語り尽くす、これが私たちのお決まりだった。
「はぁ、結構話したねー。次どこに行く?」
玲香が切り出した。
「じゃあ、私17時から予定あるからあと3時間くらいショッピング付き合ってよ!」
「えーなになに、17時からデートかぁ?」
玲香にそう言われ一瞬ドキッとした。楓人くんと遊ぶだなんて言いにくすぎる…。
「デートじゃないよ!」
そう言うのが精一杯で。
デートじゃないと自分で言い切ったくせに、2人でご飯=デートでは…?と思っている自分もいる。
「うーん、そこが悩みどころなんだよね。ハンカチとか目の前で落としてみちゃおうかな!?」
「いや、ベタすぎー!あはは」
そんなこんなで、喫茶店についてから3時間が経とうとしていた。
女友達同士だと、やはり話に花が咲くから一緒にいて楽しい。
時間の経過など忘れてマシンガンのように語り尽くす、これが私たちのお決まりだった。
「はぁ、結構話したねー。次どこに行く?」
玲香が切り出した。
「じゃあ、私17時から予定あるからあと3時間くらいショッピング付き合ってよ!」
「えーなになに、17時からデートかぁ?」
玲香にそう言われ一瞬ドキッとした。楓人くんと遊ぶだなんて言いにくすぎる…。
「デートじゃないよ!」
そう言うのが精一杯で。
デートじゃないと自分で言い切ったくせに、2人でご飯=デートでは…?と思っている自分もいる。