HEART ~second ~


龍太さんは私の身体をゆっくりを抱き起こすと冷たいスポドリを私の口にゆっくりと流し込んでくれた




龍太「気持ち悪くならない程度でいいから


もういい、あまり無理して飲むな



ベットの近くに置いておくから、飲める時に飲め」



「……はい…………」



プラシーボ効果だとは思うけど、本当に本当に楽になってきて目がちゃんと開くようになった



龍太「だいぶ楽になってきたようだな」



身体を再び横に戻して布団をかけ直した龍太さんはほっとしたような顔で私の顔を撫でた



「………心配かけて……ごめんなさい………」



龍太「いいから

楽になったらちょっとは寝れそうか?」



「はい…」



背中をさすっていた手はいつの間にか赤子をあやすようなリズムになり、不思議と一気に夢の世界に誘われた



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