あなたの目にこの星空が    映りますように。
プロローグ
誰かを「好き」だと思う感情や「愛しい」という感情がどんなものだか私は知らなかった。

知っている気でいた私は知らないことすらも知らなかった。

それを教えてくれたのは輝くあなたでした。

19歳だった私にあなたは眩しすぎた。

39歳だと知っても輝きが失せることはなく

既婚者だと知ってもまだ輝きは失せなかった。

あなたとの5年間が私の心でいつまでも輝き続けますように。
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