あなたの目にこの星空が    映りますように。

と心の中で叫んだ後、私は彼の顔を見ずに言った

「なにも大変じゃないです。むしろ楽しいです、、、。」

正確には彼の顔を見ることができなかった。

もし彼が私の方を見ていたら、恥ずかしくてその場で爆発するんじゃないかと思うくらいだった。

「病院に行くのが待ちきれないことすらありますよ!」

すごく恥ずかしい気持ちになった。

こんなこと言って、変だ。やらかした。

「そんなに実習にやる気を感じてるなんて偉いよ。俺が学生の時はそんなやる気なかったよ。」

ですよねえ、、、。

そうなりますよねえ。

ただ実習へやる気がある子になったよねえ。

そりゃそうだわ。

「まあ、そういうわけではないですけど。」

私は小さい声で言った。

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